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美山千年の川プロジェクト=ネコヤナギ復活作戦について=

2018/11/06 カテゴリー: 未分類

なぜネコヤナギを川に植えるのか?

~かつての芦生の川〜

トロッコ道のはじまり、鉄橋から美山川を望む景色 水辺植物で覆われている

画像提供 京都大学フィールド科学教育センター森林ステーション

 

現在のトロッコ道のはじまり、鉄橋から美山川を望む景色

昭和7年 別角度からの由良川を望む写真

水辺にネコヤナギやヨシと思われる植物が一面を覆っている

同場所、現在の様子

2018年5月 左岸側の陸地は浸食され岸辺植物もない

なぜ!?
岸辺植物のひとつであるネコヤナギという種は、台風などの大きな出水に強く、流された後でも川底や岸辺に根が残り、そこからまた再生する力があるのだが、2000年から顕著になった鹿の食害により衰退した可能性が高い。
芦生の住民に聞き取り調査をすると、昔はネコヤナギが繁茂していて川に行くのが大変だった。それぐらいネコヤナギがあったと。。。
2018年春、芦生には鹿が食べられない場所でのみネコヤナギが生き残っている。がそれも度重なる台風の襲来によりその数を減らしています。
岸辺の植物が消失することで・・・
岸辺植物の役割である、川魚のえさの供給場、稚魚の生育場所 出水時の避難場所が無くなったと考えられる
ネコヤナギは水辺の生き物たちにとって重要な役割を果たしていた。
詳しくは下記リンク参照

 

芦生の魚は今

1990年代に始まった、鹿の食害による下床植物の消失により大量の土砂が河川に流れ込んだ可能性が高く、それ以降芦生の河川環境は大きく変わったと言われている。淵と呼ばれる箇所には名前がついているが→美山川の淵や瀬の名称調べその多くが砂がたまり浅くなっている。

また岸辺植物の消失淵の消失により、川鵜などの捕食者から身を隠す場所が少なく芦生の川は、川魚にとって、大変厳しい環境だと想像できることからネコヤナギを復活させることで川魚の増殖が期待できる可能性があります。

 

ブログ概要

特定非営利活動法人 芦生自然学校

日本海に流れる由良川。芦生はその最上流域にあります。芦生自然学校はこの豊かなフィールドを生かして活動する事を目的に2004年9月に設立されました。地域の子どもたちはもちろん都市の子ども達や青年に向けに環境教育の場を提供する事を目的としています。自然観察や沢登りなどのアウトドアスポーツ、農業体験、林業体験、田舎の生活体験など【自然】と【自然の中のくらしと、遊び】を知ってもらうことが当校の主旨です。